世界ナンプレ選手権報告レポート

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■ MINI-GALLERY 2 ■
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大会3日目。午前中に多少のハプニングはあったものの、スムーズにパート6まで終了。午後からいよいよチーム戦です。この時点で、パート4までの得点が発表されており、1位が日本、2位がアメリカ、3位がハンガリー。アメリカとの得点差を考えると、チーム戦でなんとか逃げ切りたいところです。チーム戦の問題は、1問あたりの配点が高いので誰がどの問題を解くかも戦略の1つ。その点、日本チームは前夜に遅くまでミーティングを行いました。得意分野が選手ごとに違うこともあり、スムーズに担当問題は決まったとのことですが…。あ〜どうなるか心配です!
迫りくるアメリカチーム。チーム戦のパートは2つあり、1つ目のパートではアメリカチームだけが制限時間内に解ききりました。パート2で団体戦の順位は決まる! この頃には、パート6までの個人得点も発表され、会場の熱気はまさにピーク。見ているほうが焦ってしまう正念場のチーム後半戦。今度は日本チームから「Finished!」の声が聞こえました!
チーム戦を終え、プレーオフ進出の上位8名の選手が発表されました。なんと2位に條さん、4位に岡本さんが入っています! でも残念なことに岡本さんは私用で一日早く帰国しなければならず、プレーオフは辞退することに…。ここで岡本さんの代わりに9位の選手の繰り上げプレーオフ進出が決定。そのラッキーボーイは、なんとこれまた日本人の楠井さん! 日本人の代わりに日本人がプレーオフへ進出! 層の厚さを感じさせてくれます。
大会4日目。プレーオフの日です。進出が決まっている8名の選手を除き、昨日で大会は終わり。おかげで昨晩飲み過ぎた選手たちの姿もちらほら見えます。朝食をしっかり食べて万全の態勢でのぞむ楠井さんと條さん。そこへ、もうすでに酔っ払ってふらふらのアイルランドの選手たちがやってきて2人に激励。朝からステキな交流ですね。
プレーオフの会場には、なんとチェコのヴァーツラフ・クラーツ大統領が来賓として登場! ナンプレに興味をお持ちという大統領。チェコという国を挙げて、大会を盛り上げようという姿勢に選手一同感激&興奮です。
プレーオフ準々決勝1組目。まずは1位、2位、7位、8位の人が戦います。問題は2問。制限時間は各問10分。準々決勝を勝ち抜くのは上位2名です。準々決勝の2組目は3位から6位が戦い、同じく上位2名が勝ち抜けます。1組目はアメリカのトーマス・スナイダーさん(1位)と楠井さん(8位)が勝ち抜け。2組目はイギリスのデービッド・マクニールさん(5位)とスロヴァキアのピーター・ヒュダックさん(6位)が勝ち抜きました。上位の人が必ず勝ち抜くわけではないところに、プレーオフならではの面白さがあります。
選手たちの手元がスクリーンに大きく映し出されます。解き筋は選手によって様々。見ているほうも、息をのみます。準決勝では4名のうち2名が勝ち抜け、最後に決勝戦が行われます。
いよいよ決勝戦。楠井さんとトーマスさんの一騎打ちです。1問目を制限時間内に解き終わったトーマスさんは、楠井さんの結果を待ちます。手元がスクリーンで見えているだけに、ここまでくると応援しているほうは祈るしかありません…。
プレーオフが午前中に終了し、夜に授賞式が行われました。まずは団体の結果から発表。3位は開催国であるチェコ、2位はアメリカ。そして1位はわれらが日本チームです! 選手たちに順番にかけられる金メダル。胸元に光るメダルに感激もひとしおです。たくさんのフラッシュを浴びて笑顔を見せている選手たち。最高に輝いてみえます。
続いて個人の結果発表。3位はスロヴァキアのピーター・ヒュダックさん。2位は日本の楠井悠平さんです! そして1位はアメリカのトーマス・スナイダーさん。上位3名の胸元にかけられたメダルと盾が勝者の証しです。そして、彼らにはチェコ大統領からのステキなプレゼントが渡されました。受賞の興奮に包まれる選手たち。 この後、会場はフェアウェルパーティーへと続き、プラハの町では遅くまで乾杯の音が響き渡りました…。
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