世界ナンプレ選手権報告レポート

2007年3月28日から4月1日にかけて、チェコのプラハにて第2回世界ナンプレ選手権が開催されました。全日本ナンプレ選手権で上位だった、條秀彰さん、武井大輔さん、楠井悠平さん、岡本広さんの読者4名とパズル作家を代表して西尾徹也先生、青木真一先生が日本代表選手として参加。団体では、日本チームが見事に優勝を果たしました! また、個人では楠井さんが2位と大変優秀な成績を収めました。
この白熱した大会のもようを、興奮と感動で思わず涙腺がゆるんだ編集部Sが報告いたします。

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春休みど真ん中で開催された今大会。お休みだけに成田空港は混雑するよ〜という事前の心配もなんのその、無事に飛行機は出発。まずは成田空港からオランダ・アムステルダム空港へ。その後、乗り継ぎでチェコ・プラハに向かいます。アムステルダムへ向かう飛行機の中で出た機内食には、なんとナンプレ(sudoku)の問題が! ふたから切り抜いて楽しめ、しかも鉛筆までフォークとナイフと一緒に付いていました。世界中を飛び回る飛行機の中でも問題に出合えるなんて、やっぱりナンプレ人気はすごいと再認識です。
チェコ・プラハの郊外に位置するトップホテル。今大会の会場はこのホテルです。外観は簡素で地味な建物ですが、中に入ってビックリ! 豪奢なシャンデリアのロビーに奥まで続く通路…。案内された部屋から食事の会場まで早足で5分、大会会場までは10分は余裕をみないとたどり着くことができません。これならホテル内に閉じ込もりっきりの大会中も運動不足にはならずにすみそうです。
大会初日。ウェルカムセレモニーが始まるまで、ちょっとプラハの観光に行ってきました。さすが「魔法の都」と呼ばれるプラハ。中世をしのばせる建造物に圧倒されっぱなしです。世界パズル選手権で、過去に2度チェコに来たことのある西尾先生も周りをキョロキョロ。
有名な観光名所であるカレル橋で、プラハ城をバックに記念撮影です。
(注:左から青木先生、武井さん、西尾先生、條さん、岡本さん、楠井さん)
いよいよ、ウェルカムセレモニーが始まります。ここで日本人選手には欠かせない(!?)通訳のアントン氏と合流。さすが、時間を守る日本人だけあって、早々に会場でベストポジションを陣取ります。
スイカとメロンの細工ものを始めとした、豪華な食事が並ぶウェルカムセレモニー。ここでは各国のキャプテンが自国のチーム紹介を行いました。紹介された参加国は32カ国、選手の参加人数は141名! 昨年の第1回大会(22カ国、88名)と比べると格段と規模が大きくなっています。世界パズル選手権に初参加の中国や13歳から16歳のメンバーで構成されたフィリピンチームなど、大会が楽しみな面々が勢ぞろいです。
大会2日目。午後から始まる本戦の前に、まずは参加者全員で記念撮影です。でもこの記念撮影時間のアナウンス、どうやら非公式だったようで…。日本人選手で間に合ったのは青木先生とこの写真を撮っている編集部Sだけ! この集合写真を撮っている場所がホテルの中庭「日本庭園」というところが、なんとも皮肉です。
大会開始前、まずはインストラクションに沿った大会ルールの説明です。この大会はナンプレを解くだけの大会。といっても9×9のスタンダードナンプレはもちろんのこと、日本では解いたこともないようなバラエティナンプレも盛りだくさん。そのため、主催者であるクーデルカ氏が英語で書かれた問題のルール説明を選手全員の前で行いました。これで選手も一安心。といっても非英語圏の国、日本の選手団は事前にしっかりとインストラクションを和訳し打ち合わせをしてから臨んでいます。
始まりの合図で一斉に問題を解き始めます。問題を解き始めると会場は一気に静まりかえり、問題冊子をめくる音しか聞こえません。
今大会は6つの問題パートで構成されています。今日はパート1からパート3まで。明日はパート4からパート6までの問題を解きます。個人では、パート6の合計点の上位8名がプレーオフに進出。また、団体では各国上位4名までの個人成績と団体パートの得点で順位が決まるシステムになっています。
パートの合間の休み時間。何の問題ができたか、できなかったかの確認に余念がない選手たち。制限時間内に解き終わりかつ全問正解だった場合、残った時間に対してボーナス得点がつくシステムだったこともあり、大会は白熱! 「Finished!(解けた!)」と声が会場にこだまするたび、様子を見守っている外野たちの盛り上がりも大きくなります。
世界選手権は世界のパズル好きな仲間たちや関係者たちの交流の場。ということで、日本からも『ナンプレファン』と『ナンプレファンSpecial』、そして“全日本ナンプレ選手権の問題(英語版)”を持参しました。休み時間になる前に会場外に並べたのですが…選手たちが出てくる前にパズル関係者やマスコミ関係者が持ってく、持ってく。選手たちが出てくるころには半分以上がなくなり、その後は一気になくなってしまいました。
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